国際結婚後の運転免許について
- ミナト国際結婚
- 5月19日
- 読了時間: 3分

皆さんは国際結婚後の奥さんの運転免許について、どのようにお考えでしょうか?
交通機関が近く車が必要ない地域もありますが、車が無いと不便な地域も多数あります。
また、仕事にも運転免許が必要という場合もあるかと思います。
ベトナム人国際結婚、中国人国際結婚どちらにも対応できる、外国人奥さんの免許取得方法について解説させていただきます!
1. 日本で新規に免許を取得する方法
日本で運転免許を新たに取得する場合、以下の条件を満たす必要があります。
必要条件
• 年齢:18歳以上
• 視力:両眼で0.7以上、片眼で0.3以上(矯正視力可)
• 色覚:信号の赤・青・黄色を識別できること
• 聴力:日常会話が可能なレベル(補聴器使用可)
• 運動能力:運転に支障がないこと
• 日本国内に住所があること:住民登録が必要
• 有効な在留資格を持っていること:短期滞在ビザでは取得不可
取得方法
外国人妻が日本で新規に免許を取得する場合、以下の2つの方法があります。
1. 自動車教習所に通う方法
• 学科教習:26時間
• 技能教習:普通車AT車で31時間、MT車で34時間
• 期間:通常2~3ヶ月
• 費用:約20万~30万円
一部の教習所では多言語対応の講習を提供しており、外国人妻でも学習しやすくなっています。
2. 一発試験を受ける方法
• 学科試験:交通ルールや標識の理解が求められる
• 技能試験:運転技術の確認
• 費用:例えば、千葉県の場合、仮免許取得費用は約5,500円、本免許取得費用は約5,400円
一発試験は合格率が低く、何度も試験を受ける可能性があるため、十分な準備が必要です。
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2. 外国免許を日本の免許に切り替える方法
外国人妻が母国で運転免許を取得している場合、日本の免許に切り替えることが可能です。
必要条件
• 有効な外国運転免許証を所持していること:仮免許では不可
• 外国で免許取得後、通算して3ヶ月以上滞在していたこと:パスポートなどで証明
• 運転免許の種別が日本で取得しようとする免許区分と一致していること
必要書類
• 本人のパスポート及び在留カード
• 外国免許証の日本語翻訳文(JAFなどで取得可)
• 住民票
• 顔写真(直近3ヶ月以内に撮影)
手続きの流れ
1. 事前審査:提出書類を基に要件を確認
2. 適性試験:視力検査や交通ルールの簡単な試験
3. 実技試験:指定されたコースでの運転試験
一部の自治体では、外国語対応の試験や通訳の提供も行われています。
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3. 国際免許証を利用する方法
母国で発行された国際免許証を所持している場合、一定の条件のもとで日本で運転することができます。
条件
• 有効期間:日本に上陸した日から1年間
• 必要書類:国際免許証と母国の運転免許証
ただし、国際免許証の有効期間が過ぎると、日本での運転はできなくなります。
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まとめ
外国人妻が日本で運転免許を取得する方法は、母国での免許を切り替える方法が最も効率的ですが、条件を満たさない場合は新たに免許を取得する必要があります。日本語に不安がある場合は、多言語対応の教習所や通訳サービスを利用することをおすすめします。
また、合宿免許なども短期集中で取得できるためおすすめです!
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